市野塊
約60年前に製造されたジュースの自動販売機が島根県大田市の商店街で現役を続けている。その名も「噴水式ジュース自動販売機」。今年も秋祭りに登場、子どもらが列を作った。
大田市大田町大田の商店街で、春と秋の年に2回だけある祭り「彼岸市」。9月22日、出店が並ぶ中、ジャムなどを製造販売する「さんべ食品工業」の店先に、一風変わった自販機が置かれていた。
オレンジ色のジュースが噴水のように透明の容器内に噴き出しており、10円を入れると「ブー」と音が鳴る。ほどなく注ぎ口から出てきたのは、地元産の甘夏と八朔(はっさく)のジュース(60ミリリットル)だ。
近くに住む小学4年の豊田陽向(ひなた)さん(10)は「こんなの初めて見ました。ボタンも何もなくて、お金を入れると勝手にジュースが出た」と笑った。
友人たちと来ていた大田市仁摩町の女性(47)は「いつもは子どもたちがもっと並んでいて、今回初めて飲めました。面白い機械なので、また使いたい」。
噴水式ジュース自販機は高さ約…
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