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 ホンダが日立製作所と組んで、出遅れていた部品メーカーの再編に踏み切る。両社の傘下の自動車部品メーカー4社を経営統合させると30日、発表した。自動運転や電動化など「CASE(ケース)」と呼ばれる次世代技術の開発で先行する欧米の大手部品メーカーに対抗するため、「ケイレツ」を超えた再編で規模を拡大し、競争力の強化を図る。

 「各社の強みを統合し、グローバルなメガサプライヤーを立ち上げる」。新会社のCEO(最高経営責任者)に就く日立オートモティブシステムズのブリス・コッホCEOは30日、東京都内での記者会見で力を込めた。

 自動車部品業界では、合併を繰り返して巨大化し、さまざまな商品群をセットでつくり込んでシステムとして売り込む欧米の「メガサプライヤー」の存在感が高まっている。巨額の開発費がかかる次世代技術の分野で成長するには、規模拡大が不可欠となっている。日本勢にも「系列頼み」では生き残れないという危機感が広がる。

 日産自動車はカルロス・ゴーン前会長のもとで「ケイレツ」の解体を進めた。2017年には、日産系列で最大手の部品メーカーだったカルソニックカンセイの全株式を手放した。同社はその後、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)系列の部品会社と経営統合。10月に社名を「マレリ」に変え、日産とFCAの系列色を薄めた。

 複数の系列部品メーカーに部品を発注し、競争力を高める戦略をとってきたトヨタ自動車も近年はグループの部品メーカーの事業集約を進める。トヨタ以外のメーカーとの取引を広げ、競争を生き抜く体力をつけさせるねらいだ。

 東京都内で開催中の東京モータ…

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