【動画】記者会見で謝罪した原田隆司・愛知県豊田市議=上田潤撮影
[PR]

 茨城県の常磐道でのあおり運転事件を巡り、会社経営の女性が加害者の男の車に同乗していた「ガラケー女」だとのデマをネット上に流したとして、女性から慰謝料請求訴訟を起こされた原田隆司・愛知県豊田市議(57)が30日、記者会見した。女性に対し「私の軽率な行動で大変なご迷惑をおかけして、大変反省をしています」と改めて謝罪した。

 訴状によると、原田市議は自身のフェイスブックに、事件とは無関係の女性と加害者の男の写真を容疑者として掲載。「早く逮捕されるよう拡散お願いします」などと書き込み、慰謝料100万円を求められている。原田市議によると、書き込みはすでに削除したという。

 原田市議は29日、女性への謝罪のメッセージを含む動画をフェイスブックで公開したが、記者会見はこの日が初めて。動画公開を先にしたことについて、「たくさんの方から電話で連絡をいただいたり、取材の申し込みがあったりしたが、すぐに対応できないこともあったので、動画を撮り、(報道に)使っていただこうとお示しをした」と釈明した。

 女性による提訴が明らかになってから、一般の人から電話がひっきりなしにかかってきて、無言電話や「すぐに辞めろ」「議員の資格はない」など激しい内容もあったという。原田市議は「私の浅はかな行動で、(被害を受けた女性にも)たくさんの方からひっきりなしに連絡があったと思う。身にしみて感じた」と語った。進退については、「後援会の方が『頑張れ』と言ってくださっている」と述べ、議員を続ける考えを示した。(小山裕一)