拡大する写真・図版 裏山が崩れ、大量の倒木と土砂が流れ込んだ家=2019年10月29日午後0時47分、千葉県長柄町刑部、今泉奏撮影

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 台風21号に伴う記録的な大雨で、千葉県内陸部の長柄町は甚大な被害を受けた。山あいの集落は県の浸水想定区域外だったが浸水し、土砂崩れも相次いだ。被災から1週間目となる31日も大量の泥が残り、復旧を阻んでいる。

 山があちこちで数十メートルにわたって崩れ、ビニールハウスがひしゃげていた。倒木で屋根や壁をつぶされた民家もある。長柄町刑部(おさかべ)地区の谷間にある篠網(しのあみ)集落。乗馬クラブを営む中根渉吾さん(35)は31日朝、ぬかるむ泥に足を取られながら、馬の世話をしていた。馬小屋の隣にある新居は、土砂まみれだ。

 激しく雨が打ちつける25日の昼過ぎだった。

 「ズザザザ…

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