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 南米チリのピニェラ大統領は10月31日、大規模な抗議活動を理由に開催を断念した首都サンティアゴでの国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)について、スペインのサンチェス首相からマドリードでの開催の提案を受けたと明らかにした。当初の予定通り、12月2~13日に行われるとしている。

 チリでは10月18日以降、地下鉄など公共交通機関の運賃値上げに端を発した抗議デモが各地で起き、一部が暴徒化して略奪や放火をするなどしている。ピニェラ氏は10月30日、「国内問題に集中する」として、12月のCOP25と11月に予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催断念を発表していた。(サンティアゴ=岡田玄)