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 長野高校の新聞部員は、いてもたってもいられなかった。地元を襲った台風19号。変わり果てた町を歩いて思った。「書かないわけにはいかない」。発行直前だった紙面を差し替え、被災を伝える特別号を発行した。

 同校は、千曲川の堤防決壊で被害を受けた長野市長沼地区から約8キロのところにある。校舎に被害はなかったが、自宅が浸水した生徒もいた。

 決壊から4日経った10月17日、部員たちは部室に集まった。部長の村上慶太朗さん(2年)と編集長の金井貴広さん(2年)を中心に、何をすべきかは決まっていた。

 「長野高生の中にも、大変な思いをしている人がいる。それを伝えることも、僕たちの役割だと思う」

 翌18日に発行予定だった、学校創立120周年記念号の紙面差し替えを決断。部員10人で6カ月かけてつくってきた8ページの自信作だったが、落ち込むひまもなかった。

 「被災地に行かないと書けない…

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