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 10月31日のハロウィーンの夜、仮装した若者たちが集まり、毎年大混乱となる東京・渋谷。今年は区が渋谷駅周辺の路上や公園での飲酒を禁止する条例を作り、警視庁も数百人規模の厳戒態勢で臨んだ。相変わらずの人出で、駅前のスクランブル交差点付近は身動きが取れないほどに。条例の効果はあったのか。

 一夜明けた1日朝、渋谷駅周辺では、ボランティアたちがゴミ袋を片手に町を清掃していた。ボランティア団体「グリーンバード」の渋谷チームリーダー、澤登公孝さん(27)は「昨年までと比べて、町が酒臭くないですね。ゴミも少ない」。清掃活動は様々な団体が未明から始め、午前7時ごろにはほとんどゴミがなくなっていたという。

 センター街のコンビニの店主は「集まった数は例年通りだが、酒に酔っている人が少なかった分、けんかなどのトラブルは減った。条例の効果を感じる」。

 区の条例では、飲酒を禁止すると共に、規制エリア内のコンビニなど41店に酒類全般の販売自粛を要請した。31日は36店が協力。条例には罰則がなく、効果を疑問視する声もあったが、31日から1日にかけては警備員132人を配置して注意を呼びかけると共に、区職員も巡回した。31日午後6時~翌1日午前5時の路上飲酒の指導は77組146人だった。

 区によると、条例を知らない外国人が酒を飲んだり、深夜に大音量で音楽を流す車が集まったりといったことはあったが、昨年よりは落ち着いた状況だったという。長谷部健区長は、一夜明けた1日午前11時からのゴミ拾いのイベントで、「今までのハロウィーンの中では一番問題は起きなかったと感じている。渋谷の吸引力で自然発生的に集まってきてくれていると思うので、ちょっと意識が変われば、少しずついいものになるのではと期待している」とあいさつした。

■警視庁、数百人規模…

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