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 落語ブームを牽引(けんいん)する若手の筆頭格、落語芸術協会所属の柳亭小痴楽(こちらく)が真打ちに昇進した。人気や実力の証しとされる「単独昇進」で、芸協では15年ぶりという。大須演芸場(名古屋市中区)で開く「芸協らくご・名古屋寄席」(11月21~24日)でお披露目する。

 東京生まれの30歳。父親は5代目の故柳亭痴楽だ。16歳で入門を申し出た直後に痴楽が病に倒れ、師匠が3人も変わった異色の経歴を持つ。二つ目のユニット「成金(なりきん)」で一大ブームを築き、今年9月に真打ちに昇進した。

 長年続く芸協の大須演芸場での寄席興行は、痴楽が立ち上げに奔走した経緯がある。東京での披露目を終えて、真っ先に名古屋に駆け付ける小痴楽は「感慨深い。大須はよく高座に上がっていたので、帰ってくる感じで臨めそう」と話す。

 昇進時に六代目痴楽を襲名する…

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