がんになった妻は、記者である僕に料理の指導を始めました。久しぶりに病院からの外出を許可され、自ら料理をする妻。「これが鬼コーチのクオリティーや!」と胸を張ります。妻がブログに公開したイラストとともに紹介します。

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僕のコーチはがんの妻 第12話(全16回)

 2018年5月12日、約20日ぶりに外出が許された。

 病院の近くの老舗イタリア料理店を妻が予約した。日差しが真夏のようにきつい。「ツツジもほとんど終わっちゃったねぇ」と話しながら、600メートルの道のりを2、3回休憩し、2階にあるレストランまで18段の階段を手すりにつかまりながら上った。

 料亭風の建物を改装した店は落ち着いた雰囲気だ。前菜とパスタ、肉料理、最後はドルチェの盛り合わせ。「おいしいね、おいしいよね」とうれしそうだ。

拡大する写真・図版結婚と同時に習い始めたバイオリン。時折すさまじい音を発するので「超音波怪獣」と呼んでいた=妻のブログ「週刊レイザル新聞」から

 17日、正式に退院にこぎつけた。

 在宅で快適に暮らせるようにエ…

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