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 与野党の国会議員でつくる日韓議員連盟(額賀福志郎会長)と韓日議員連盟による合同総会が1日、東京都内であった。両国関係が悪化する中、早期の関係改善をめざすために「首脳会談を早期に開催するよう促す」とする共同声明を採択して閉会した。

 共同声明では、元徴用工問題や日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)などの問題で「両国間の葛藤が深まっていることに深い憂慮を表明する」と指摘。その上で、1998年、当時の小渕恵三首相と金大中大統領が未来志向の協力をうたった「日韓パートナーシップ宣言」の精神に立ち戻るべきだとした。

 合同総会は毎年開かれており、42回目の今年は日本で開催。両国で計約150人の国会議員が参加し、議員らは安保・外交、社会・文化など六つの分科会に分かれて議論した。当初は9月に予定されていたが、GSOMIAの破棄の決定などを受けて延期していた。日本で前回開催した17年には安倍晋三首相が韓日議連の幹部らの表敬訪問を受けたが、今回は実現しなかった。(西山明宏)