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 「ららぽーと沼津」が静岡県沼津市東椎路に開店して4日で1カ月。百貨店の撤退などで大型商業施設の空白地だった沼津への巨大商業施設の出現は、地域に大きな衝撃を与えた。連日にぎわいを見せる集客力で商圏は一変。一方で約4千人の雇用創出は、新たな市民を呼び寄せる波及効果も生んでいる。

 開店から1カ月を経ても周辺道路は週末には激しく渋滞する。収容台数約3600台の駐車場を埋めた車は「沼津」ナンバーに加えて「富士山」「伊豆」が目立つ。「静岡」や「湘南」も見られ、東の御殿場市、西の富士市、富士宮市、南の伊豆市まで30キロ圏、人口120万人を商圏とするという開発主体・三井不動産の戦略は功を奏しているように見える。

 渋滞対策として、臨時駐車場を設けたり、ポイントを付与する公共交通機関利用促進キャンペーンを実施したりしている。

 来店者には親子連れも多く、30~40代の子育てファミリーを主なターゲットにした店舗づくりも受け入れられているようだ。2階に設けた無料のキッズスペース「こもりらのもり」で妻(37)と共に長男(2)を遊ばせていた沼津市の会社員男性(40)は開店後、4回目の利用だという。「天候にかかわらず子どもを遊ばせてやれる場所はこれまでになかった」と歓迎。妻も「同じ年頃の子どもを連れた人が多く、安心感がある」と評価した。

 三井不動産商業マネジメントららぽーと沼津オペレーションセンターの中村哲所長は「開業期は広範囲より多くのお客様にご来場いただくことができ、注目度の高さを実感しました」とコメントした。

 ららぽーと沼津がにぎわう一方、これまで「県東部最大級」とうたってきた清水町のサントムーン柿田川は、10月の売り上げが対前年比で約10%減となった。強大なライバルの出現に加えて消費増税、台風による荒天、季節外れの陽気による秋冬物の売れ行き不振といった向かい風に苦しめられた。建設中の新館を来年3月にオープンし、反転攻勢を図る。

 沼津市の中心市街地では沼津駅…

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