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 萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言が火をつけた、英語民間試験をめぐる問題は、土壇場での実施見送りにまで発展した。閣僚の辞任が続き、世論の風向きを気にした首相官邸が、混乱をおそれて見送りに消極的だった文科省を押し切った構図だ。

 1日午前の文科省会見室。民間試験導入の見送りを発表した萩生田氏に飛んだ最初の質問は、自身の「身の丈」発言が判断に与えた影響についてだった。

 萩生田氏は「私の発言が直接原因となった、ということではない」と否定したが、テレビ番組で飛び出した教育格差を容認するかのような発言は世論の大きな反発を招き、指摘されていた民間試験導入の問題点を改めてクローズアップした。

 身の丈発言に高まる批判に、首相官邸は神経をとがらせた。公職選挙法違反疑惑をめぐり10月25日には菅原一秀経済産業相、31日には河井克行法相が辞任に追い込まれた。政権に対する逆風が強さを増す中、政府・与党内には「もう風圧に耐えられない。大臣が2人辞め、英語試験のごり押しはできない」(自民党幹部)との声が広がった。

 文科省は「いまさら引き返せな…

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