「IS団体は東アジアにも」 米報告書、テロ拡大に警鐘

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ワシントン=渡辺丘
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 米国務省は1日、2018年の世界のテロ年次報告書を発表した。米軍の急襲作戦で最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者が死亡した過激派組織「イスラム国」(IS)について、セールス・テロ対策調整官は会見で「有害な思想が世界に広まり続けている」と指摘。脅威は世界に拡大していると警鐘を鳴らした。

 セールス氏は「ISが(バグダディ容疑者死亡に対する)報復を求めているとの情報は把握している。ISは最大の安全保障課題であり続ける」と表明した。

 ISの系列団体が東アジアやソマリアにも確認されたとし、「(シリアイラクにいた)外国人戦闘員はISの支部組織に入るために母国や第三国に向かった。また、シリアやイラクに足を踏み入れたことがない自国育ちのテロリストも攻撃を実行した」と語った。

 ISは10月31日にバグダディ容疑者の後継者を選出したと発表しており、セールス氏はこの人物について「ISが新指導者を選んだ事実は承知している。我々は組織内での役割や、出身地など指導者について調べている」と説明。「テロ組織には常に指導者の交代があり、脅威に効果的に対抗するために確実に最新の情報を得る必要がある」として、分析を進めていることを明らかにした。

 トランプ大統領はこれに先立…

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