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 靴に貼り付けることで、車のドライバーの目に留まりやすくするシール型反射材の普及に群馬県警が力を入れている。「忘れた」「煩わしい」との声も多い反射材をシールにすることで利用しやすくした。夜間に一人歩きする認知症の高齢者を交通事故から守る効果も期待されている。

 県警交通企画課によると、県内で交通事故による歩行中の死者は9人(9月末現在)。いずれも夜間の事故で、反射材を身に着けていなかった。うち高齢者は5人だった。担当者は「歩行者がいると思わず、夜間の車はスピードが出ていることもある。反射材があれば、歩行者に気づきやすい」と話す。

 県警ではこれまでも、たすき型やキーホルダー型の反射材を制作してきた。しかし、県内の65歳以上の高齢者391人に昨年アンケートをしたところ、反射材を持っていたのは8割。うち着用しているのは58%にとどまった。「短時間で必要性を感じなかった」「煩わしい」「忘れた」などの意見が目立ったという。

 シール型は幅0・6センチ、長…

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