[PR]

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)の決勝戦のパブリックビューイング(PV)が2日、関西ラグビー発祥の地とされる下鴨神社(京都市左京区)で開かれた。京都出身で日本代表の主将や監督を務めた故・平尾誠二さんゆかりの人たちが有志で実行委員会をつくり実現させた。

 世界遺産の境内に広がる糺(ただす)の森に設置した大型画面(縦4メートル、横7メートル)で、PVに賛同して寄付した約500人が中継放送を観戦した。イングランドの猛攻を南アフリカが必死に防ぐ場面や、接戦の中で南アがトライを決めて突き放す場面などで、いつもは静かな夜の境内に歓声が上がった。

 PV実行委員長で、高校、大学、社会人と平尾さんの後輩としてラグビーをした杉本慎治さん(55)は「素晴らしい場所で、最高の試合で、ラグビーの歴史を刻むことができた。平尾さんがいてくれたらなと思うと言葉に詰まる。また日本でラグビーのW杯が開かれることを信じている」と話した。(森本俊司)