首相が乗った政府専用機でぼや騒ぎ パンが焦げて煙出る

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 安倍晋三首相らを乗せ、タイ・バンコクに向かっていた政府専用機の機内で3日午後、ぼや騒ぎがあった。すぐにおさまり、首相や乗員乗客にけがはなかった。予定通り目的地へ飛行した。

 専用機には、東南アジア諸国連合ASEAN)関連首脳会議に出席する首相らが搭乗。3日午後に羽田空港を出発した。離陸後1時間ほどたったとき、機内後方で異臭が発生し、「機体最後方の調理オーブンでぼやが起こり、ただいま初期消火しております」とアナウンスが流れた。座席から煙などは見えず、異臭もすぐに消え、約10分後には「ぼやは鎮火しました」と再びアナウンスがあった。

 防衛省によると、オーブンでパンを温めていたところ、焦げて煙も出たため消火器を使用。出火は確認されず、機体の設備にも損害はなかったという。

 機体は米ボーイング社の「B777―300ER」で今年4月に運用を始めた。航空自衛隊が運航している。日本時間の3日夜にバンコクに到着した。

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