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 「伝説の巨人」が今年も街を練り歩いた。長崎県南島原市の秋の名物行事「みそ五郎まつり」が2、3日、同市西有家町の須川商店街をメイン会場に開かれた。100を超える店が出て、市内外から延べ3万人が来場。大いに盛り上がった。

 みそ五郎は、島原半島の民話に登場する伝説の大男。住民のために大きなくわで山を切り開いて畑を造り、農作業も手伝ったといわれる。みそが好物でその名が付いた。今では誰からも好かれる市のシンボル的存在だ。

 まつりは今年で38回目。特産の「島原手延そうめん」や地元の農産物などが所狭しと並び、歌謡ショーや子どもみこしパレード、5万円の商品券が当たる抽選会などでにぎわった。締めくくりは、みそ五郎の像を載せた山車パレード。松本正博市長らが山車の上から餅をまいた。

 高さ約4メートルの像は強化プラスチック製で1987年に完成。普段は国道251号から見える市役所庁舎の倉庫の屋上に展示されている。(舞田正人)