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 中学生で母親を亡くしてから、人の情を感じながら大女優に登り詰めた名取裕子。かつて「2時間ドラマの女王」と呼ばれた彼女が、2時間ドラマのレギュラー放送枠が消滅したいま思うこと。そして、「人生の目標は?」と30年前の朝日新聞のインタビューと同じ質問を、再び問い直すと……。

二面性「人間みんなそうでしょう」

 「地球はこれからどうなってしまうのかしら」。撮影中や取材中、窓から外を眺めながら、しきりに気にするのは地球環境や気候変動。「議論から目をふさいじゃいけない。一部のお金持ちのための地球じゃないんだから」

 「特命刑事カクホの女2」(東京系、金曜夜8時)に、嘱託刑事の北条百合子役で主演している。ひょうきんなキャラクターを演じる一方、パートナーを殺された無念を胸に犯人を追い、土壇場でのドスの効いたたんかで、鬼気迫るすごみを見せつける。二面性のある役どころだが、「人間みんなそうでしょう。みんなつらいことがあって、それでもなんとか日々前向きに生きようとしている」と話す。

 14歳の頃、大好きだった母を…

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