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 渡り鳥の経由地として知られている北海道最南端の松前町白神岬で、北海道から本州に向かって、ヒヨドリの群れが続々と津軽海峡を渡っている。

 渡りを見られるのは10月中旬から11月上旬にかけての晴れて風の弱い日。岬のがけの上の草地から、数十羽から数百羽、集まったヒヨドリが少しずつがけを下り、最後に勢いよく海へと降下する。海面ぎりぎりを飛び、約19キロ離れた青森県の竜飛岬へと向かっていく。海面近くを飛ぶのは、天敵のハヤブサの襲撃を避けるためらしい。

 4日も早朝から、札幌などから来た野鳥愛好家数組が観察を楽しんでいた。(三木一哉)