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 指定暴力団山口組系組員らが関与したとされる特殊詐欺事件で、警視庁などは4日、関係先として山口組総本部(神戸市灘区)を詐欺などの疑いで家宅捜索した。詐取金が上納された疑いがあるとみて、金の流れを調べる。

 山口組の分裂に伴う対立抗争の激化を受けて、総本部については兵庫県警が10月、暴力団対策法に基づく使用制限の仮命令を出している。この日午前、警視庁などの捜査員約80人が隊列を組んで総本部内に入り、約40分で捜索を終えた。

 警視庁は10月30日、3件(被害総額計560万円)の特殊詐欺事件に関与したとして、山口組系の組員7人を含む計8人を逮捕。組員らは被害者から現金やキャッシュカードを受け取る役を手配したとされ、他の事件にも組織的に関与したとみている。