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 令和元年納めの九州場所で、小結が過去最多タイの4人となった。なぜ、珍しい番付表はできたのか。そもそも番付はどのように決められているのか。

 「僕の予想は(前頭)筆頭だった。(小結に)上がれてよかったです」。新三役が頭になかった様子の朝乃山は、先月28日の昇進会見で笑顔を見せた。隣の師匠、高砂親方(元大関朝潮)も「びっくりした」。通常2枠とされる小結の「4枠目」に入ったからだ。直近の4小結は2006年九州場所(稀勢の里、黒海、安美錦、露鵬)で、以降は2人が続いていた。

 地位の上げ下げを決めるのは日本相撲協会審判部の親方衆。紋付きはかま姿で土俵下に座り、勝負を見守っている、あの人たちだ。

 番付編成要領には「勝ち星により協議の上、決定する」とあるだけで、誰が上がって誰が下がるかは、その時々の審判部によって判断基準がまちまち。だから、番付は「生き物」と言われる。

 三役以上をのぞき、幕内と十両…

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