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 「『いじめ自殺』という言葉にもやもやする」という意見が編集部に届きました。広島県で子どものフリースペースを作っている赤木昭弘さん(25)は、「いじめ」という言葉を使うことで、自殺の理由を個人の問題にしてしまっていると言います。どういうことでしょう。

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 学校でいじめがあり、被害者が自殺したとき、加害者と、いじめを止められなかった先生だけが責任を追及されています。「いじめ自殺」という言葉は、原因が学校の中の特定の関係者にだけあり、そいつらはけしからんと言わんばかりです。本来は、社会全体の雰囲気や、仕組みを作っている私たち大人全員に責任があるはずです。

 いじめを受けた子は、それからさらに苦しい出来事が重なって死を選びます。学校以外の居場所がなく、つらさを誰にも理解してもらえず、完全に孤立して絶望してしまうのです。

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 もし、学校以外の世界と、別の…

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