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 高市早苗総務相は5日の閣議後会見で、選挙カーのマイクを握る車上運動員の日当の上限が公職選挙法で1万5千円と定められ、集めにくいとの指摘がある点を問われ、「様々な議論があることは承知している。お金のかからない選挙の実現の観点からも検討されるべき事柄だ。まずは各党各会派でご議論いただきたい」と述べた。

 高市氏は、日当上限は、議員立法で盛り込まれた公選法の条文をもとに、総務省が施行令をつくったと指摘した上で、「各党各会派でご議論いただいて、その意思を受けて私どもは対応する」と語った。

 車上運動員の報酬のあり方については、前法相の河井克行衆院議員が10月31日に、7月の参院選の妻の選挙陣営で日当過払い疑惑が報じられて辞任し、注目されている。

 総務省によると、議員立法による1978年の公選法改正で車上運動員への日当の支払いが認められた。上限額は当初4500円だったが、度々引き上げられ、92年から現行の1万5千円となった。