【動画】将棋の藤井七段、棋聖戦の二次予選での阿部八段との対局始まる=佐藤圭司撮影
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 将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が8日、大阪市福島区の関西将棋会館で第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の二次予選の初戦に臨んでいる。阿部隆八段(52)との対戦で、勝者は挑戦権を争う決勝トーナメント進出まで、あと2勝と迫る。

 対局開始前の振り駒で先手番は藤井七段に決まり、定刻の午前10時に対局は始まった。持ち時間は各3時間。終局は夕方ごろになる見通しだ。

 対戦相手の阿部八段は大阪府出身。名人戦の予選にあたる順位戦では、最上位のA級に昇格したことがある実力者。1994年5月には第12回全日本プロ将棋トーナメント(朝日新聞社主催)の決勝五番勝負を制し、自身初めての優勝を飾っている。

 棋聖戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士と女流棋士2人が参加。一次予選と二次予選をトーナメントで行い、勝ち上がった棋士とシード棋士の計16人が決勝トーナメントで争う。決勝トーナメント優勝者と棋聖のタイトル保持者が、例年6~8月に五番勝負を行う。現在のタイトル保持者は渡辺明棋聖(35)で、棋王、王将と合わせて三冠を併せ持つ。(佐藤圭司)