神沢和敬、田幸香純、土居新平
10月に消費税が8%から10%に増税されて1カ月あまり。飲食料品は軽減税率で8%に据え置かれるが、買った店でそのまま食べるイートインは増税後の10%が適用される。持ち帰りかイートインか。コンビニやコーヒー店、デパ地下など、様々な客が入り乱れる店は対応に頭を悩ませてきた。「イートイン脱税」という言葉まで生まれ、店の対応を巡って客の苦情が寄せられる事態も起きている。
近年、イートインができる店が増え、全体の4割ほどになったコンビニ。持ち帰りかイートインかを会計時に客に対して声かけはしていない。何も聞かれないまま軽減税率で会計し、イートインしてしまうケースもある。「店員から聞かれなければ誰も申告しない。制度として無理」といった声も客からは漏れていた。
自己申告をせずにイートインを利用する客に対して「イートイン脱税」という言葉も生まれるなか、コンビニ大手などでつくる日本フランチャイズチェーン協会は対策に乗り出す。
具体策として、イートインを利…
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