安倍晋三首相と野党議員の衆院予算委員会の論戦は、残念ながら深みに欠くやりとりが続きました。
首相はこの日、閣僚辞任をめぐり10回近く「責任を痛感」と口にし、「行政を前に進めていく」ことで責任を果たすとの考えを繰り返しました。野党側が角度を変えて質問をしても、似たような答弁ばかり。序盤は答弁メモに目を落としながら発言していましたが、途中からは暗唱するように答え続けました。「責任を痛感」との言葉の重みがどんどんと軽くなっていくように思えました。
棚橋委員長の差配も目につきました。 野党統一会派で無所属の今井雅人氏が、加計学園の獣医学部新設問題をめぐり文部科学省内で見つかった文書を手に質問していたところ、首相は自席から「あなたが作ったのでは」などとヤジを飛ばす場面がありました。今井氏が「何ですかそれは。謝罪してください」と首相に発言を求めましたが、棚橋氏は「私には聞こえなかった」。野党議員は委員長席に詰め寄り、委員会運営を整理しようと質疑の一時中断を要求しましたが、棚橋氏は聞き入れません。今井氏に割り当てられた20分間のうち4分近くが、ここで費やされました。
衆院予算委員会の集中審議は午後5時に散会した。安倍晋三首相は閣僚の連続辞任について陳謝しつつ、「行政を前に進めることで責任を果たす」と強調。萩生田光一文科相も大学入学共通テストへの英語民間試験の活用の見送りを謝罪したものの、「私の責任で制度を作り直す」と辞任を否定した。
2人の閣僚が政治と金をめぐる問題で相次いで辞任したことについて、日本維新の会の浦野靖人氏は安倍晋三首相に対して「任命責任と言うならば、(衆院を)解散して国民の信を問うべきだ」と求めた。
首相は「夏の参院選で国民に約束した政策の実現に専念すべきであり、現時点では(解散は)考えていない」と答えた。
加計学園の獣医学部新設問題を…
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