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 高齢化と人口減少のトップランナーの秋田で、持続可能な医療提供体制に向けた議論が進んでいる。患者が少なくなると、医療機関の収入も減ることなどから将来を見据えた「見直し」の必要性は住民も関係者も口をそろえる。一方で病院同士の再編・統合は医療を受ける機会の「喪失」につながるうえ、関係自治体や医療提供者らの利害もからみ、一筋縄ではいかない。現状と今後の課題を探った。

一律指標「実態と合わぬ」反発

 横手市大森町に住む成田浩さん(88)は9月27日、届いた朝刊に度肝を抜かれた。町内にある市立大森病院が「再編統合の検討が必要」と名指しされていた。

 自身も月1回ほど通院し、「糖…

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