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 高校・大学野球の代表校がトーナメントで優勝を争う明治神宮野球大会が15日、神宮球場で開幕します。50回の節目となる今大会では、優勝旗が半世紀ぶりに新調され、お目見えします。旗のししゅうを手がけたのは、米大統領旗などのししゅうも任された経験がある、東京・荒川の「マイスター」でした。

多彩な技法・糸

 深紅の布地に針を刺し、色鮮やかな糸を引く。東京都荒川区のJR三河島駅近くにある服部刺繡(ししゅう)店。縦0.9メートル、横1.35メートルの優勝旗に仕立てられる布地が台にピンと張られ、店主の服部元明さん(78)と長男の好明さん(54)の2人が黙々と針を運んでいた。

 明治神宮と日本学生野球協会が主催する神宮大会は1970年に始まり、優勝旗はこのときから使われてきた。

 近年はほつれや傷みが目立ち、補修をしながら使い続けていたが、今年、大会が50回の記念大会となるのを機に、明治神宮が初の新調を決めた。

 旗になる布地の中央には、明治神宮のシンボルである菊の御紋が大きくししゅうされている。金色の光沢が出る糸を使って隙間なく縫われ、表面が布地から盛り上がって見える。

 文字の部分は複数の色糸を独自によった糸を使い、見た目の味わいに変化をつけている。「明治神宮野球大会」「優勝」などに使われる漢字は、象形文字を思わせる独特のデザインで、旧優勝旗の意匠をそのまま引き継いだ。

 服部さんに旗の制作を長年発注してきた鈴木徽章工芸(東京都文京区)の鈴木敬二社長は言う。「あの一画一画の細かいカーブを表現するには、手縫いでないとダメなんです」

■米国大使館から…

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