[PR]

 原発事故で主力産業の畜産が壊滅的な被害を受けた飯舘村で、村内で育てた肉用牛が先月、市場に出荷された。避難指示解除による営農再開後、肉用牛の出荷は初めて。約200戸あった牛の繁殖・肥育農家の再開は、まだ8戸にとどまるが、関係者は「ブランド牛復活への一歩。後に続く若い人が増えてほしい」と期待する。

 出荷したのは小林稔さん(67)。震災後、宮城県蔵王町に避難して牛を飼い続けたが、2017年3月末の避難指示解除後、「戻ってやるしかない。ここはふるさとだもの」と地元での営農再開を決断した。昨年の春先、自宅の牛舎を建て替え、蔵王町で育てていた若牛4頭を迎え入れた。

 村内に借りた農地で牧草の栽培を始め、放射線検査をして牛に与えた。深い井戸を新たに掘って水を確保し、木の葉が牛舎に舞い込まないようにするため隣の土地を買い取って木を伐採した。「『100%安全な肉』という自信をもって育て上げた」と振り返る。

 エサの牧草の一部は、自宅そば…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【10/13まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら