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 中国・上海で10日まで開かれた第2回中国国際輸入博覧会は、日本からは約380の企業・団体が出展し、出展した181の国・地域などでは最多となった。50万人訪れると言われるバイヤーに高齢化や水素エネルギー、グルメなど、市場のトレンドに沿った商品を売り込んだ。

 中国は今後、急激に高齢化が進む見通しだ。パナソニックは今回、利用者の歩行データを分析できる歩行補助器や、生体データをもとに健康のアドバイスをするミラーなど、介護や健康維持関連の展示をした。中国・北東アジア社の本間哲朗社長はこの日の説明会で「日本は世界で最も早く高齢化した。その経験と技術を生かし、課題解決の力になりたい」と訴えた。

 電気自動車(EV)大国となった中国は、水素燃料電池車(FCV)にも積極的になった。トヨタ自動車はFCV「ミライ」の新型を展示。燃料電池の部品を供給した現地メーカーのFCVバスの試乗会もした。

 東日本大震災後続いていた輸入規制が2018年11月に解禁された新潟米。炊きたてのコシヒカリを目当てにバイヤーが大勢集まっていた。輸入業者によると、日本米の価格は中国米の2~10倍と高いが、富裕層に人気だ。福建省のバイヤーは「安心安全を掲げる日本の農産物への信頼は高い」と話す。

 中国と貿易摩擦を抱える米国は…

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