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 投資関連会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)による投資詐欺事件で、出資法違反の罪に問われた前社長の安達慶三被告(59)=大阪府東大阪市=の判決が6日、名古屋地裁であった。吉井隆平裁判長は「犯行は強い利欲的動機に基づくものだ」などと述べ、懲役2年執行猶予4年、罰金100万円(求刑懲役2年、罰金100万円)を言い渡した。

 判決によると、安達被告はテキシア社の実質的経営者だった銅子正人被告(42)=詐欺罪などで公判中=らと共謀し、2016年7月~17年8月、岡山市で配当金などの支払いを約束して男女8人から現金計1億円を不正に預かった。

 吉井裁判長は「被告は現金受け入れのスキームの考案に関与したなど、果たした役割は重要だった」などと指摘し、「刑事責任は軽視できない」と述べた。一方で、「被告が罪を認め、民事上の責任を取る意向も示している」として、懲役刑は執行猶予とした。

 この事件をめぐっては、これまでに男女8人が出資法違反罪で有罪判決を受けていた。