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 花粉症などのアレルギー症状に、不規則な食事が悪影響を及ぼしているという研究結果を、山梨大医学部の中尾篤人教授らの研究グループがまとめた。食事の時間を変えることで症状を軽くできれば、薬に頼りがちだった現在の治療や予防に新たな道を切り開く可能性がある。

 アレルギー症状は特定の時間帯に表れやすく、花粉症は朝方のくしゃみなどが「モーニングアタック」として知られる。中尾教授らはこれまでに、症状が体内時計の変化と関係していることを確認。不規則な食事が肥満などを誘発することも知られており、「深夜の食事は体内時計のリズムを変化させ、アレルギーにも影響する」という仮説を立て、実験した。

 実験では、マウスにえさを①24時間自由に与える②活動期の夜に4時間だけ与える③休息期の日中に4時間だけ与える、という三つの条件で2週間飼育し、人間のじんましんに当たる反応を調べた。マウスは夜行性なので、活動期と休息期が人間とは逆になる。

 本来、アレルギー症状は、休息…

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