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 国際教養大(秋田市)は2021年度から、主に自然科学分野を学ぶ専門領域「グローバル・コネクティビティ領域」を新たに加えることを決めた。インターネットを介してさまざまなものがつながる「IoT」や、人工知能(AI)についての科目を設け、時代の変化に適応できる人材の育成を目指す。

 新領域では、文化やコミュニケーションなどの人文科学科目と、AIやIoTなどの最先端技術を横断的に学ぶ「接続性(コネクティビティ)」を重視。AIが現代社会にもたらす影響を哲学の文献などから探る科目などを新たに設ける。入試科目や定員に変更はないという。

 これに伴い、カリキュラムも再編する。同大には現在、国際教養学部の中に「グローバル・ビジネス課程」と「グローバル・スタディズ課程」がある。21年度からはこれら二つの課程を「領域」とし、コネクティビティ領域を加えた三つの領域に分類する。ただ20年度までの入学者には、卒業まで2課程制を適用するという。

 同大は国際社会で役立つ人材育成を教育の基本方針としており、すべての授業が英語で行われるほか、在学中に1年間の海外留学を義務づけている。鈴木典比古学長は「社会科学、人文科学、自然科学の三つの分野をバランスよく学んで多角的な視点を養い、グローバル社会で活躍する人材を育てたい」と話している。(高橋杏璃)

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