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 厚生労働省は6日、事故現場や救急車内に限られている救急救命士の活動場所について、病院内でも救命処置ができるようにする案を有識者の検討会に示した。救命士の活動範囲を広げることで、医師への傷病者のスムーズな引き継ぎや、医師や看護師の負担軽減につながるという。

 救命士は国家資格で、医師の指示の下、気道確保や心臓マッサージ、酸素投与などの救命処置ができる。こうした処置ができるのは救急救命士法で、医療機関に運ぶまでの間と定められている。

 資格を持つ人は約6万人で、うち6割は自治体の消防機関に所属し、残りは病院や企業で働くなどしている。病院内では救命処置ができないため、知識や技術を十分に生かしきれていないとの指摘があった。

 この日の検討会で、厚労省は主…

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