前回で触れた「死亡診断時の医師の立ち居振る舞い」についてのガイドブックの内容をお話しします。多死社会を迎え、主治医以外の医師による死亡診断が増えることを想定してまとめました。実際、夜間に若い医師が初めて訪れたお宅で死亡確認をする例もあります。
準備として、医師は厚生労働省作成の「死亡診断書記入マニュアル」の最新版に必ず目を通しておきます。
呼吸停止の連絡があったら、蘇生術を希望しないことを確認、家族が慌てた様子ならば救急隊を呼ばず待つことと到着までの時間を伝えます。
カルテを確認し、患者さんの本名をフルネームで覚え、病名や闘病期間などを確認し、病気の流れを把握します。主治医が死期をいつと予測していたかも把握します。
看護師がいれば、患者さんが亡くなる直前の状態を確認し、直前につらそうな症状があったか、家族は死別を受け入れているかを確認します。
身だしなみを整える必要もあり…
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朝日新聞社会部