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 ベトナム・ハノイにある日越大学の修士課程で気候変動を学ぶベトナム人の学生らが、県内各地を回って防災や復興の取り組みを学んでいる。以前から計画されていた訪日の研修だが、台風19号の被災と時期が重なった。学生らは「日本の技術や知恵を母国で生かしたい」と話し、気候変動への備えを実地で学ぶ機会となっているようだ。

 日越大は、日本とベトナム両政府の合意に基づき、東京大や筑波大、茨城大といった日本の大学とベトナム国家大ハノイ校が協力して2016年に開学した。来日しているのは、茨城大が幹事校としてカリキュラムの作成と教員派遣をしている「気候変動・開発プログラム」の修士2年生20人と教員2人だ。

 6日には常総市を訪れ、4年前の「常総水害」で決壊した鬼怒川の堤防を見学。国土交通省下館河川事務所の担当者から、当時の様子や現在進められている河川整備の計画などについて説明を受けた。現場近くで河川の流量調査などを行う「新星コンサルタント」では、災害時のドローン(小型無人飛行機)の活用法などを学んだ。

 プログラム専任教員のグエン・…

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