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 名古屋港周辺で開かれている芸術祭「アッセンブリッジ・ナゴヤ 2019」で、幻となった「名古屋五輪」をテーマにした現代美術作品が注目を集めている。当時小学生だった作家が、五輪招致などを通じて大人たちが何を祝いたかったのか、作品を通じて問いかけている。

 「あの感激を名古屋で」「ともそう平和と友情の火」。芸術祭会場のビル室内に、招致活動当時のポスターが掲げられ、その下には招致決定を見越してつくられた名古屋市営地下鉄の記念乗車券。実現せず、発売中止になったものだ。

 名古屋市出身の美術家山本高之さん(45)が学生や市民らと立ち上げたアート集団「名古屋オリンピック・リサーチ・コレクティヴ」による作品だ。「時代への違和感」が、この作品に結びついた。

 1977年、愛知県が88年の…

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