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 兵庫県豊岡市の安国禅寺で、ドウダンツツジのライトアップが始まっている。一般公開された本堂から庭を眺めると、徐々に色づき始めた紅葉が額縁いっぱいに広がっているように見える。

 ツツジは樹齢150年以上と言われ、寺の裏側の斜面約10メートル四方で枝を伸ばす。来場者は一般公開する約2週間で3万人を超し、週末は一日数千人が訪れるほどの人気ぶり。鳥取県倉吉市から祖母と母の3人で訪れた会社員、川田あかりさん(23)は「まるで絵画のよう。絵の主人公になれる」と喜んでいた。

 真田義永和尚(80)は「日々、葉の色が違う。今を大切にするということを、自然が教えてくれているようだ」と話す。

 ライトアップは日没から午後7時まで(入場は同6時半まで)。拝観料300円。中学生以下や障害者手帳を持つ方は無料。20日まで。問い合わせは安国禅寺(0796・54・0435)へ。(矢木隆晴)