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 火災で焼失した首里城(那覇市)の復元をめぐり、国産のスギを使う案が政府内で浮上している。前回の復元の際に調達した台湾産ヒノキの輸入が困難となっているためだ。米国や豪州産のヒノキを使用する案も含め、検討を進める。

 政府では、府省庁横断のチームが首里城復元に向けた具体的な検討に入っているが、課題の一つが「木材の確保」(政府関係者)だ。

 首里城は沖縄戦で破壊された後、1992年に正殿などの建物が復元された。当時、沖縄と気候が近い台湾産ヒノキを輸入。正殿には樹齢300~500年の直径1メートル級のヒノキを約100本使ったという。

 政府は、今回も台湾産ヒノキの輸入を検討したが、輸出規制がかかっていたことから、代替案として、国内産スギの活用が浮上した。官邸幹部は「スギならヒノキほど確保先に困らないだろう。瓦や漆などの材料さえひととおりそろえば、一気に工事できる」と話す。

 現在、林野庁では復元に必要な…

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