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 日本で開催されたラグビー・ワールドカップで優勝し、凱旋(がいせん)帰国した南アフリカ代表が国内各地を回る優勝パレードが7日、始まった。経済が低迷する中、久々の明るいニュースにファンたちは歓喜の声をあげた。

 選手たちは朝からプレトリアの大統領府でラマポーザ大統領と会談した後、大型バスに乗り込み、国旗を掲げる大勢のファンたちに手を振った。

 南ア代表のジャージーを着ていた会社員のカラボ・マブザさん(50)は「歴史的瞬間を見に来た。景気が悪く、犯罪の多さが社会的な問題になっているなか、国全体を盛り上げ、押し上げるものが必要だった」と話し、「ネルソン・マンデラ元大統領が国民の融和を求めた1995年の初優勝の時より大きな意味があると思う」と笑顔だった。(石原孝