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 双子や三つ子などを育てる保護者の9割がつらいと感じるのは、外出や移動が困難なこと――。そんな調査結果を民間団体が7日発表した。バスの乗車拒否などの体験談も寄せられた。

 NPO法人「フローレンス」などが9~10月、双子以上を育てる保護者を対象にインターネットでアンケートを実施。1591人から回答を得た。

 育児中に「つらい」と感じた場面(複数回答)は、「外出・移動が困難」が89・1%で最多。「自身の睡眠不足・体調不良」と「自分の時間がとれない」が77・3%、「大変さが周囲に理解されない」が49・4%だった。

 自由記述では、「(バスで)乗車拒否をされたことがある。ベビーカーを畳むことを(乗車の)条件にされると、荷物と子供2人とベビーカー全部を抱えることはできず、諦めてしまう」「エレベーターがない駅だったので、駅から出られなくて帰宅した」といった声もあった。フローレンスなどは、国や自治体に、公共交通機関のルール見直しやタクシー利用の補助など求めている。(浜田知宏)