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 囲碁の史上最年少プロ棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)が7日、大阪市北区の日本棋院関西総本部で十段戦の予選に臨み、種村小百合(たねむらさゆり)二段(38)を破り、プロ通算10勝目(5敗)をあげた。今年4月にデビューした同期12人の中で、10勝一番乗りとなった。

 対局は午前10時から始まり、仲邑初段が黒番だった。序盤でリードを奪うと、そのまま押し切り、169手で中押し勝ちした。

 終局後、仲邑初段は「勝ててうれしい」と笑顔。通算10勝について、「あまり意識していなかった?」との質問にうなずいたが、「思っていたより早かった?」との問いかけには「そうですね」と答え、笑顔を見せた。

 仲邑初段は、4月のデビュー戦で同期の大森らん初段(17)に敗れたが、7月にあった女流棋聖戦の予選で田中智恵子四段(67)に勝ち、史上最年少の10歳4カ月で公式戦初勝利をあげていた。(渡義人)