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【科学力】

 日本の研究現場を支える博士課程の学生の数が減り続けている。日本の大学院は前期(修士課程)と後期(博士課程)に分かれるが、博士課程への進学者の低落傾向はこの十数年ほど続いている。その背景には、博士課程を修了してもすぐに無期雇用の正規ポストに就くのが難しく、多くが数年程度の任期付きのポストを渡り歩く生活を強いられるといった状況がある。

 博士課程の学生の減少は、低落を続ける日本の研究力が今後も回復を望めない根拠にもなっている。博士課程の学生の現状をどうみるか。打開策はあるのか。総合研究大学院大学の長谷川眞理子学長に聞いた。

 ――日本の大学で、博士課程に…

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