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 全国高校野球選手権大会が開かれる阪神甲子園球場。球児たちのあこがれの舞台で、兵庫県西宮市の「宮っ子」たちの体育大会が毎年秋に開かれている。60年以上の歴史を誇り、開催日は球場を貸し切りで使用している。市外の人には知られざるその体育大会について調べてみた。

 市立今津中学校のグラウンドで1日、男子生徒たちが入退場の行進練習に取り組んでいた。体育館では女子生徒がダンスの動きを確認している。本番前の合同練習だ。3年で生徒会長の水上紗耶さん(14)は「有名な場所ででき、特別な体験をさせてもらっています」。市立中学出身の真多英博校長(58)は「市のシンボルである甲子園で成長した姿を披露できる経験は宝ものになる」と話す。

 甲子園球場では毎年この時期、市内の小学6年生が参加する「小学校連合体育大会」(小連体)と、中学全学年が参加する「中学校連合体育大会」(中連体)がそれぞれ別の日に開かれる。中連体では各校代表の対抗リレーや全校統一の演技があり、最後に各校が校歌を歌い合う「校歌交歓」で締めくくる。

 市教委の戦後教育史によると、…

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