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 ツバキや梅の形の練り切り、タレが今にも落ちそうなみたらし団子、色鮮やかなざらめあめ……。食欲をそそるが、じつはすべて食べられない。和菓子をモチーフにしたアクセサリーや全国各地の和菓子の写真などを展示・販売する「食べない和菓子展」。10日まで福岡市博多区の冷泉荘で開かれている。

 企画したのは、和菓子をモチーフにするアクセサリー作家宮内さくらさん(31)=鹿児島県=と、全国の和菓子を紹介するサイトを運営する和菓子コーディネーターせせなおこさん(25)=東京都。2人とも「『食べる』以外の楽しみ方を感じてもらえないか」と考えていたという。

 宮内さんが製作した和菓子のピアスやイヤリング、指輪、帯留めなど約150点、せせさんが食べ歩いた全国各地の和菓子屋のまんじゅうや団子、どら焼きなどの写真、包装紙などを展示した。和菓子に合うように開発され、小豆とコーヒー豆がブレンドされたコーヒーも販売している。

 佐賀県唐津市のセラピスト山下満里奈さん(30)は「色や質感が本物そっくりで、和菓子を食べたくなった」。宮内さんとせせさんは「じっくり眺めて、また和菓子が食べたいと思ってもらえたら」と話す。

 午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。冷泉荘(092・985・4562)。(島崎周)