【動画】小学生が伝統行事「お亥の子さん」を披露=福家司撮影
[PR]

 世界農業遺産の傾斜地農法が行われているつるぎ町貞光の猿飼地区で8日、貞光小学校の児童が、豊作を祈る伝統行事「お亥(い)の子さん」を披露した。

 旧暦10月の最初の亥の日に実施される行事。同地区では1990年を最後に途絶えていたが、2015年に復活した。

 この日、3年生19人が旧端山小学校猿飼分校のグラウンドと住民宅4軒を回った。庭先で「亥の子歌」を歌い、丸太に結んだかずらを上下させて、丸太を地面に打ち付けた。里芋の茎などで作った棒で縁側をたたいた家もあった。同小の石田柚妃(ゆずき)さん(8)は「棒でたたくのが難しかったが、みんなで一生懸命できて楽しかった」。そば米を使ったちらしずしを振る舞った西岡田治豈さん(78)は「元気で明るいお亥の子さんになり、地域の人も喜んでいます」と話した。(福家司)