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 町名にちなみ、カニを利用した地域おこしに取り組んでいる愛知県蟹江町で、カニを使った新しい料理を作ろうという動きが広がっている。関係者は、全国にも知られるB級グルメの誕生につながれば、と期待している。

 題して「蟹蟹(かにかに)プロジェクト」は町、町観光交流センター祭人(さいと)、その指定管理者船井アソシエイツが主催者となって進めている。カニを使った地元限定の料理を広め、町への訪問客を増やすことが狙いだ。カニ、あるいはカニかまぼこを使い、かつ「値段は控えめ」の料理を開発してくれるよう町内の飲食店に、呼びかけた。

 第1弾のイベントとして11月2日、同センター祭人で開いた「蟹蟹フェア」には4店が参加。カニの身が入った蟹蟹ラーメン(珈琲美楽)や香住ガニのグラタン風デニッシュ(パン工房SaKuRa―咲良―)などが出品された。

 洋食屋ピオニ(同町宝3丁目)が作った蟹蟹クリームクロケットは、ベニズワイガニの身がたっぷり入ったコロッケだ。店主の臼井秀敏さん(72)は「人気のセットメニューの一部を食べやすい大きさにした」。

 味彩(あじさい)もへの(同町城4丁目)が出したのは、ちらしずしをベースにした2種類。カニ身やアボカドなどが入った蟹デコSUSHIと、タクワンとカニかまぼこをマヨネーズであえた蟹タクちらし。「意外と相性の良い素材を組み合わせ、『インスタ映え』も考えて盛り付けた」と店主の長沢将揮さん(46)。

 いずれも500円以下に抑えたこともあり、フェア当日はすぐに売り切れた。グラタン風デニッシュを除く料理は、各店の通常の営業日でも食べられるという。

 「カニは高級食材で傷みやすく…

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