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 羽田空港の第2旅客ターミナルビルなどで6日朝から続いていた断水が8日午後に解消した。塩分が混じった水を貯水槽から抜いて、改めて水質を調べたところ異常は見つからず、供給を再開した。なぜ「しょっぱい水」になってしまったのか。

 最初に異変が見つかったのは、機体を洗う洗機場。水が塩辛くなっていることに気付き、調査のために6日午前9時ごろに国内線の第1、第2ターミナルとともに給水を止めた。水質に問題がなかった第1ターミナルは昼過ぎに復旧したが、塩分が検出された第2ターミナルと洗機場では断水が続いた。

 運航への影響はなかったが、第2ターミナルでは大半の飲食店が休業。トイレでは手洗い用の水が使えず、ペットボトルの水を配った。トイレを流す水には手洗い場の水を再利用しており、断水はしなかった。

 給排水設備の維持管理を担う会社「空港施設」やターミナルビルを運営する日本空港ビルデングなどによると、東京都水道局が供給する水は、地中などの水道管を通って各施設の貯水槽などに運ばれる。都水道局は6日から3日続けて空港につながる配水管で塩素や濁り具合、においなど水質を調査した。いずれも異常はなく、担当者は「空港内で塩分が含まれてしまった可能性が高い」とみる。都は第2以外のターミナルや周辺地域にも、同じ配水管で水を供給しているが、苦情は寄せられていないという。

 一方、第2ターミナルの貯水槽…

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