【動画】豪州で相次ぐ森林火災 コアラも犠牲に
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 オーストラリアの東部と南東部で、8日から9日にかけて森林火災が100カ所以上で発生した。消防と警察の発表などによると、3人が死亡。30人以上がけがをし、9日夕の時点で5人の安否が確認されていない。少なくとも住宅150戸が焼け、小学校など公共施設も被害を受けた。

 現場はニューサウスウェールズ(NSW)州とクイーンズランド州。8日は気温が30度を超えて強風が吹いた影響で火災が広がり、NSW州グレンイネスで9日朝、2人の死亡が確認され、同州タリーで9日午後、1人の遺体が見つかった。地元メディアによると、数千人が各地の避難所に身を寄せている。

 豪州では気温が上がり、乾燥した天候が続く南半球の春から秋にかけて森林火災が起きやすい。10月末の火災ではコアラの生息地の2千ヘクタールが焼け、約350匹が巻き込まれて死んだ恐れがあると報じられた。(シドニー=小暮哲夫)