【動画】中学生、高校生が平和への思いを語る=三沢敦撮影
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 県内の中学生、高校生が平和への思いを語る「平和の島スピーチコンテスト」が9日、山口県周南市のホテルで開かれ、周南市立熊毛中2年の三牧舞桜(みまきまお)さんと、サビエル高(山陽小野田市)2年の石川桃子さんが最優秀賞に輝いた。

 太平洋戦争末期に出撃した人間魚雷「回天」の訓練基地があった周南市大津島で追悼式が開かれるのに合わせ、2015年から毎年開催。5回目の今年は82人の応募があり、1次審査を通過した中高生10人が発表した。

 三牧さんは、中東のシリアで幼い子どもが空爆の犠牲になったというニュースで受けた衝撃に触れ、「関係のない人が傷つき苦しむ世界は平和だとはいえない」と主張。戦災にあった子どもへの募金など自分が今できることから平和な世界の実現をめざしたいと訴えた。

 石川さんはこの夏、福島県の被災地で体験したボランティア活動を振り返り、東日本大震災から8年たった今も風評被害などで苦しむ人がいる現実を紹介。「心と耳を傾けて、相手に向き合う。これが今の私にできる、平和への第一歩」と語った。(三沢敦)